「ピカソが絵を描くのを見ているようだった」——新HCダスティ・メイが証言するKyrie Irving復活のワークアウト、ラスベガスで見えた確信【ANTA KAI・2026年7月】

「あのジムを出たとき、まるでピカソが絵を描くのを見ていたような気持ちだった」——マーベリックスの新ヘッドコーチ、ダスティ・メイが放ったこの一言が、いまバスケファンの間で大きな話題になっています。語られたのは、復帰への道を歩み続けるKyrie Irvingのワークアウトについてでした。

新HCが目撃した「奇跡」の一言

2026年7月、ラスベガスで開催中のNBAサマーリーグの現地から、ESPNの番組「NBA Today」に出演したダスティ・メイ。木曜日にKyrieと直接言葉を交わし、さらにその日の朝行われたワークアウトを間近で見学したメイは、興奮を隠せない様子でこう語りました。「Kyrieと話して、実際に今朝のワークアウトを見た。あのジムを出たとき、まるでピカソが絵を描くのを見ていたような気持ちだったよ」。就任間もない指揮官が、これほどまでに率直な賛辞を送るのは異例のこと。それだけKyrieの動きが、コート上で唯一無二の輝きを取り戻しつつある証拠と言えるでしょう。

14ヶ月を超えたリハビリの軌跡

Kyrieが左膝のACL(前十字靭帯)を断裂したのは2025年3月3日、キングス戦でのことでした。マーベリックスは2026年2月18日、Kyrieを2025-26シーズンの残り全試合から完全に離脱させ、リハビリに専念させる決断を下しています。15年に及ぶキャリアで初めて、82試合のレギュラーシーズンを丸ごと欠場したシーズンでした。

それでも2026年5月、Kyrie自身がTwitch配信で「ACLの回復はもう100%に近いところまで来ている」と明かし、ファンを安心させています。手術から14ヶ月以上が経過したいま、トレーニングはウェイトルームでのボディワークからバスケットボール特有のドリルへと着実に段階を進めており、9月下旬に始まるキャンプインに向けて仕上げの段階に入っているといいます。

奇しくも同じ週、同じ街で

興味深いのは、このダスティ・メイの証言が飛び出したのが、ちょうどANTAとKyrieが手がけるワールドツアー「The Return」がラスベガスに上陸した週と重なっていたことです。中国・インドネシアを巡ってきたツアーがアメリカに初上陸し、サマーリーグの熱気と交差したこの数日間は、Kyrieというアスリートの「これまで」と「これから」が同じ街で同時に語られる、象徴的な瞬間となりました。コートに戻る日が近づくほどに、Kyrieというブランドの物語もまた新しい章を刻んでいます。

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